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ぐるぐる


前記事で、「近況はおいおい」とか書きながら、今日でもう9月も終わり。

スマホでは、日々の猫写真をアップしていたものの、
blogの更新は滞っていました。

※ スマホでアップした日々の猫写真はこんな感じ。

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パシャっとmyペット です。

blogの方が滞っていたのは、「パシャペにはまっていたから」という訳ではなく、
いろいろと ぐるぐる考えてしまうことがあったからで。
以下、愚痴です。吐きだします。
愚痴が苦手な方は、【続きを読む】はスルーしてください。


動物と暮らしていない人や、動物が嫌いな人と話す時に、
気をつけて接しないと、非常に腹がたったり嫌な思いをしてしまうように、
同じ猫飼いの人でも、猫への思いや接し方が自分と全然違う人がいて、
気をつけないと結局自分が苦しい思いをします。

前にこのblogにも書きましたが、
私が今の部署に異動してきた2011年、
なのさんが旅立ってまだ1年経っていない時、
同じ猫飼いだという同僚に猫のことを聞かれ、ぽつりとなのさんのことを話したら、
「聞いて、聞いて、うちの猫はねー、今20歳なの! すごいでしょ!」
と言われました。

そりゃ20歳はアッパレで、猫に罪はないけれど、
私が亡くなった猫のことを話した直後にそれってどうよ、って結構傷ついたのです。
その時、この人とは感覚が違うな、というようなことを思ったのですが、
その後、無神経なくらい能天気(・・・失礼だけど本当です)なその人を見ていて、
そういう人だから猫も長生きするのかもしれない、とも思うようになっていました。
そして、うちの猫がそこまで生きられなかったのは、
私の心配性すぎる性質がいけないのかも、逆に猫にストレスをかけていたのかもしれない、
とも思うようになりました。

そしてこの9月に、その猫が亡くなりました。

亡くなる前、その人は私に、
私の猫が亡くなる前はどんな感じだったのか、
世話などはどのようにしたのか、何度も聞きました。
私は、その人の猫が心配だったので、なのさんにしたことをその都度答えました。
食事のことや、病院通いのことや、いろいろ。
そうすると、私に聞いておいて、「そこまではできないなー。」と言うのです。

何日か後に、「いよいよ危ない」と私に報告するので、
「そばにいてあげてください」と何度言っても、
普段、「なんじゃそのしょーもない理由」とまわりが呆れる休みをバンバン取る人が、
「仕事あるしー」と言って全然休みを取らないのです。
ちなみに、その人の仕事の状況(・・・失礼だけどゆるすぎる)から、
休んではいけないようなこともなく、急ぎの仕事もないのです。

私は、20年以上いっしょにいた猫の死から逃げているのかも、と思いました。
20年以上いっしょにいたから、その人にとってはその死と向き合うのが耐え難いのかも、と。
ただ、留守中にひとりで旅立ってしまうかもしれないその猫のことを考えると、
いたたまれないような、悲しい気持ちになってしまいました。

その後も、「亡くなった時はどうだったか」「亡くなった後どうしたか」と聞くので、
ペットセレモニーに頼んだ等、聞かれるままに答えていました。
その都度、「そこまではできないなー。」と言われました。
そのうち、私もなのさんの最期の時のことを何度何度も思い出すようになって、
その人の猫のことと、なのさんのことを思い、毎日沈んだ気持ちになってしまいました。

私に何度も何度も私の猫が死んだ時の状況を聞くけど、
この人は、私が平気で話していると思っているのだろうか、
そうも思うようになりました。

その人の猫が亡くなって、
(私が唯一ほっとしたことに、留守中に亡くならず、仕事が休みの日に亡くなりました。)
私は今、その人の態度に愕然としています。

20年以上いっしょに暮した猫は、その程度の存在だったのかと。
その命のことは、決してちゃかしたりしていいものではないと。

最初は、大往生ともいえるその一生だからこそ、悲しみは少ないのかと思いました。
また、悲しい気持ちをふきとばすように、無理に明る(すぎ)にふるまっているのかも
しれない、とも思いました。

でも、それを差し引いても、私には到底理解できない態度でいるその人に、
愕然としています。
もし私がその人だったとしたら、大往生だったとしても、そういう態度ではいられません。
やっぱり、最初に感じたように、私とは“違う感覚”の人なのです。

そして、大事ななのさんの最期の時のことを、
聞かれるままにその人に話してしまった自分が許せない気持ちでいっぱいです。
醜い気持ちもドロドロとしています。
なぜ、そういう人のところの猫が20歳以上も生きて、うちの子が、と。。。
それが、その子の最初から決まっていた寿命だったとしても、
そういう人の家の子が20歳以上も生きて、うちの子が、と。

そして、こわいのです。
今のうちの猫らは、なのさんほど強くはありません。
その子のように、長い寿命もあるかわかりません。
具合が悪くなってしまったら、あっという間なのではないかと。


ドロドロになってしまったのに、吐き出したくても、
身近には吐き出す人がいません。
職場の人は、みんな、「たかが猫」サイドの人で、
猫の死の話や、その話の直後に、笑えるような人たちなのです。

どうにも溜まって苦しくなってしまったので、
ここで吐き出さずにはいられなくなってしまいました。

この気持ちを言っても、きっとその人や、周りの人は、
理解してくれないと思います。
彼らからすると、私の方が「変」なのです。


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コメント 14

おた

てんたさんは変じゃないすっ!
なのさんが短い寿命だったとしても、愛情をたぁぁぁぁぁっぷりあげてたのだから、20歳生きたその猫さんよりも、うんとうんとうんっっと幸せだったハズです。

by おた (2013-10-01 17:00) 

テオ

 ねぇ ねぇ 猫神様を信じましょうよ 真っ直ぐにこまやかな愛情で猫に寄り沿う心を持っておいでのてんたさんだからこそ、猫神様はなのさんたちを託されたのですよ。そして今も、『今度はこの子達を頼むよ』って、夜・風・ひなたんを送りこんで来られたのですから。自信を持って、これまでどおりいきましょうよ。
 私も感覚が違う人との猫関連のお付き合いでは完全に逃げ腰です。傷つきますものね。てんたさん災難でした。
by テオ (2013-10-01 18:17) 

ゆきち

愛していればこそ、いろいろと悩み、苦しみ、心配で胸が張り裂けそうになるのものです。
なのさんはもちろん、夜ちゃん、風ちゃん、、ひなちゃんみ~んな、てんたさんと一緒で幸せですね^^

by ゆきち (2013-10-02 00:04) 

てんた

>おたさん
ありがとうございます(T_T)
病弱だったてんちゃんは、7歳10カ月、なのさんは14歳11カ月。。。
いろいろな(病気に関する)経験をしました。
ほとんど手をかけないのに、20歳以上って、その子のもつ寿命はすごいですよね。
気持ちを吐きだしたものの、醜い気持ちが去らずに、ぐるぐるでずどーんと落ちていました。
浮上しないと、うちの今の猫らは、すぐ私にツラれて不安定になるので浮上するようにします。(←ここらへんも不安のもと)

>テオさん
猫神様にお願いしたいです。
一生懸命みるから、どうか、長生きさせてあげてくださいって(T_T)

同じ頃、職場で災害の際の避難の話にもなり、(幸い避難するようなことはなかったのですが)、まわりの人に、「人間優先だよね、動物いる人は自己責任でしょ!」「学校が避難場所の場合、アレルギーある子どもだっているんだから、学校側が中に動物入れるわけないじゃん」とかいろいろ言われていたんです。私は、「そうなったら動物がいる人の一角が設けられるよう働く」と言い返しましたが、ワタシ側の人は周りにはいませんでした。
小さな避難所では、住み分けは難しいでしょうね。
実際に災害になった場合とかを考えると、どうしたらよいのだと頭ぐるぐるになります。
家にいる方が安全かもしれないけど、餌はともかく水が・・・とかいろいろ考えます。

>ゆきちさん
私は・・・「危ない、危ない」と私に報告しながら、家に瀕死の猫さんをたったひとりぽっちで残して来ているのが信じられないことでした。
逃げているのだとしても、それでもひとりぽっちは・・・20年以上の時をいっしょにいたというのに、最期ひとりぽっちは、可哀そうに思いました。
今、病弱だったてんちゃんが亡くなった年齢に夜風がなってきているので、それで不安も強いのです。
不安が伝染してにゃんこが体調悪くなってしまうといけないので浮上するようにします。
はぁー、9月はこの人と猫さんのことで、沈みっぱなしでした。


>tamaさん
>猫爺さん
>かずのこさん
>たまさん
>さきてつさん
>hisaさん
>tatzさん

niceありがとうございます。
by てんた (2013-10-03 21:19) 

てんた

>ぶさいくたろうさん
>umoumo3さん

niceありがとうございます。
by てんた (2013-10-04 22:38) 

のらん

人にも寿命があるように、猫にも神様が決めた寿命がある・・・
人の一生も、生きた時間ではなく、生きた密度が大切なように、
猫たちも、どれほど幸せに生きたか、が大切だと思うのです。
なのさんは、てんたさんに思われ、思われ、思われて、
ほんとうに密度の高い幸せな猫生を送られました。
そして、生まれ変わって、いま、ひなさんの中にいるかもしれません。
その人に、なのさんのお話をされたのは、いいことだったと思いますよ。届かなかったかもしれないけど、心のどこかに、きっとなにかしらの思いを残せていると思いますよ。
by のらん (2013-10-05 13:49) 

てんた

>のらんさん
ありがとうございます、なんか涙でました。
人の私の一生も、もしもなのさんたちとの出会いがなければ、ただなんとなく毎日を生きている、密度スカスカの一生だったかもしれません。
才能の開花もなく、いろいろなことが中途半端な自分。
“リアルてんた”の周りには思いを共有できる家族も、仲間もなく。。。

・・・えーと、こう ↑ 書くと、すごく「淋しい可哀そうなヒト」って、感覚違う人には思われるのかな。。。

私は、なのさんたちに出会ったことで、いろいろな思いをし、いろいろな出会いをし、いろいろなことに気づけたと思うんです。
自分の淋しさを動物で紛らわせているつもりはないし、私は自分だけ動物に「癒されたい」とも思っていません。
逆に、守りたいし、幸せにしたいんです。
できれば、幸せいっぱいに生きて、大往生してほしい(T_T)
リアル私の周りの人は、「癒される」「癒される」ばかり言います。可愛い時だけ、可愛がります。
その人に何かしらの思いが残せていればいいな、と私も思います。まだまだ私は相変わらず力不足で、自分がもどかしいですけど。。。


>頑固堂さん
>miel‐et‐citronさん
>有城佳音さん

niceありがとうございます。
by てんた (2013-10-05 20:33) 

七(なな)

いっぱい愛されて、出来る限りのことをしてもらった猫さんたちは、きっと幸せだったと思います。
by 七(なな) (2013-10-07 00:48) 

てんた

>七さん
思うんです、その20歳超えの子も、ずっと雨風をしのげて、ごはんもいつも食べられて、たとえひとりで過ごすことが多かったとしても、20年以上の長い長い時間おうちでぬくぬくと過ごせて、安全なところでぐっすりと眠れて、幸せだったのかもしれないと。
ただ、私は、もうちょっと幸せをプラスしたい、私のところに来た子には、できる限りのことをしてあげたいと思ってしまうのです。
・・・だから、長生きしてほしいなあ(T_T)


>ryo1216さん
niceありがとうございます。
by てんた (2013-10-08 22:08) 

のらん

リコメを読んで、私も涙がでそうです。
てんたさんは、とっても純粋な人。。。猫とおんなじにゃ(^.^)
by のらん (2013-10-12 15:08) 

てんた

>のらんさん
私こそ、のらんさんのblogを読んで、公園のみんなのことを、生きた証を残したいというところを読んで、涙でました。
私も、私はのらんさんに比べたら、私が出会ったうちの子だけという小さな範囲ですが、生きた証を残したいと思った気持ちが同じだったから。


すいません、また愚痴です。

20歳超えの猫さんの飼い主さんは、今、目の前のイベントごと(仕事ではない)で、超~はしゃいでいます。
もしかしたら、誰も見ていないところでは猫のことを思い出して悲しんでいることもあるのかもしれないけれど、そうは全然見えないけれど、悲しさの裏返しかもしれ・・・(いや、これはなさそうです。。。)
やっぱり、自分とは感覚が違う人なのだと再認識しています。

いろいろ聞かれていた時に、うちはなのてん2猫とも肝臓病だった話をしたら、
「いいもん食べさせすぎたんじゃないのぉ~」
と言われ、目が点になりました。

てんちゃんは、もともと肝臓が普通の子の3分の1しかなく、保護時から弱い子だったし、早々に尿道結石にもなってしまい、ずっと処方食、なのさんだって、いっしょに気をつけて食事していました。
てんちゃんが動物病院に通いづめだったから、早くから動物病院で食事の指導されていて、長年そのとおりにしていたのです。
肝臓が悪くなってからは、ずっと(まずいと言われる)処方食で、できるならおいしくて好きなものをもっと食べさせてあげたかったくらいですよ。
なのさんもてんちゃんも、幸い処方食を食べてくれるほうだったけど、それでも続くとイヤイヤしてましたから。。。
(ちなみに、ちらっとお話を聞いたら、その20歳超えの子の食事は全然気を使ってなかったぽい・・・)

この週末は、他のことで、
「てんたさんは神経細いから~。私は太いけど!」
などとも言われ、なんかもう、怒っているのを通り越して、呆れてきました。


>ba_baさん
>kurakoさん
>gillmanさん
>ニャニャワンさん
>グジュサさん
>Raeさん

niceありがとうございます。
by てんた (2013-10-19 22:29) 

てんた

>yukiさん
>tabbycatさん
>ぴーすけ君さん

niceありがとうございます。




昨日、ひなちゃんのワクチン接種に行ってきました。
予約して、いつもは前後の人がそんなに混みあわないようになっているのに、私の時間になっても押せ押せ状態でした。
どうも、朝から急患の飛び込みがあったようでした。

「どうも、どうも、すみませんねぇ~」
と出てきた初対面のおばさまに、
「あら、猫、何歳?」といきなり話しかけられ、「2歳です」と答えたら、
「うちね~、うちは21歳なの~!」
と言われました。

やっぱりご長寿だと、猫の年をみんなにいいたくなるんですかね。
この会話は、9月に猫を亡くした職場の人と全く同じ感じで。
(3年前の春に、「うちね~、20歳なの、もうすぐ21歳!」って言われた。亡くなったなのさんの話をした直後に。)

そうだよね、自分ちの猫が長生きしたら、みんなに言いたいですよね。
その猫は、すごい。
だから、「すごいですね」と返しました。
「そうでしょ~」っておばさま。

そうしたら私に話かけたあとにその人は、いきなり、
「すみません、猫亡くなったときって、どこに連絡したらいいのかしら」
って言いだして、受付でペットセレモニーのパンフをもらった・・・。

まだ、そこのすぐ横のキャリーの中で、
21歳の子ががんばっているんじゃん(T_T)!!
私は心の中で、叫んでいました。


それはその後に必要なことだけれど、
心の準備とは別の意味で準備がいるかもだけど、
そして、お骨が戻ってくるペットセレモニーなどの情報がほしいのはちょっとわかるけど、それは「今」じゃなくてもいいじゃん(T_T)

私は、なのさんががんばっている間は、そんなこと考えなかった。。。
もし考えたとしても、口に出したりはしないと思う。
口に出したことで、言霊じゃないけど、お別れが早く来てしまうのは嫌だから。。。

昨日会った21歳の子は、どうしているだろう。
今もがんばれているのかな。。。

なんだか、また、とほほな気持ちになりました。

うちも、そのぐらい長生きしてくれたら、
ものすごくものすごく大切にするのに(T_T)

21歳だの23歳だの、そんなに長い時間いっしょにいたのだから、
その子の最後の瞬間まで、大切に大切に、いっしょにいてあげてほしいです。
by てんた (2013-10-24 23:03) 

くみみん

今日はみいのお誕生日(だった日)ですごく久しぶりにBlogを更新しました。
なんか切ない思いがしちゃう話。その方の猫ちゃんもきっとそれで普通だったのかもだけど…。
仕事場の利用者さんの25歳の猫ちゃんが先日亡くなって、その方、しばらくデイもお休みされてたの。足が弱っちゃったわ。って話されてた。今はお元気になられたけどまわりの人はまさか猫で?って感じなんだけどね。
悲しいっていうだけじゃなくって、毎日、ごはんをあげたり、トイレをきれいにしたりしていたことがなくなるって、小さなことかもしれないけど、関係ない人から見れば楽になったね。って思うことかもしれないけど。ぽっかり穴が開いちゃった気がするもの。
私はその利用者さんのことが心配だったよ。

20歳越えてるからいいとかじゃないよね。覚悟は必要だとは思うけど。
ごめんなさいm(_ _)m
久しぶりにきて長々とワケのわからないコメントになっちゃった(=^^=;;
by くみみん (2013-10-28 01:13) 

てんた

>くみみんさん
お久しぶりです。
そうでしたか、みいちゃんのお誕生日。。。
お誕生日や記念日は、たとえその子が旅立った後でも、大切な特別な日ですよね。
私も、てんちゃんやなのさんの出会い記念日は、大切な日です。

25歳の猫さん、25歳って、すごいですね。
25年も一緒の子の存在がなくなったら、私だってそうなると思います。
私からしたら、今の私の職場の人の態度が信じられないわけで。。。


大切な存在がヒトでなくても、気持ちは同じだと思うのに、なんで他人が「たかが猫で」とか「まさか猫で」とか決めちゃうんでしょうね。



なんか、ログインしているのに、自分でコメントできなくて、何回も送信し直しているんですが、、、勘弁してよ、曽根さん・・・。
by てんた (2013-10-31 23:17) 

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